中1の英語の教科書が●●イ。

小学校で習った事になっている前提。
①実際に英語を使ってコミュニケーションをどうとるのか理解します。
教科書の右上に小と赤くハンコのようにつけてくれてあります。これが小学校で既習したという印。どんな言い方をすればは簡単に記してありますが、この言い方をまた使ってコミュニケーション能力を図ります。
当然文法的説明は一切ありません。なぜならこの部分は英語のコミュニケーションを図る事に注力をしているからです。
②Key Sentence(ターゲットセンテンス)その日の基本文型ですね。ここではbe動詞と一般動詞が同時に出てきます。
I am Meg Brown. I like Japanese food.
確かに自分の紹介をしたり、気持ちを言ったりするには I am ~はよく使います。そして 好きなものを言ったりするのも I like ~は必須ですね。
ただ文法的説明がほぼされてないので暗記して言うことだけで精一杯ではないでしょうか?
③下段に小学校の単語小が記されています。これが小学校で習った700単語の中で中学校で習う単元に関係する単語です。多分単語を聞いたらわかるとおもいますが、読めるのでしょうか?各小学校の英語の先生やALTの先生が小学校で習う単語を読めて書けるようにしている前提で作られているのです。
見開き2ページに4技能満載。
中学校授業は1限50分。見開き2ページで内容は完結しているので2限分。
まずKey Senenceを使ってコミュニケーションをとるのに(speaking、listening)で1限をとってしまう。よって文章を読んだり(reading)書いたり
(writing)する事が宿題になっていくと思います。
文章を何回を書いたり、単語を何個も書く作業というのは、ある程度小学校でしっかり英語を読み書きしていない生徒にとってはとても酷な作業です。
あまり読めない単語を連ねて書く文章は漢字の練習よりもつらいです。💦
中間テストはどうなるの?
使える英語を中心に授業は進んでいきますが、会話面接等は今のところ定期テストとしては行いません。👆のような( )内の指示に従って書き換える問題がほとんどです。これを入学からたった2か月で課題プリントの宿題をこなしつつ
書けるようにしなければならないのです。単語だけでも20以上ありますが、ほぼ課題プリントで書けるようにしてくる。文法事項に沿った補助教材(ワークブック)の提出。単語を書くだけでも精一杯の生徒が課題とテスト前の提出物をこなしながら勉強をするのです。
きっと 英語が嫌いになってしまいそうですね。💦
小学生から英語を始める理由。
英語が耳から入ってきて違和感を感じなくするには幼児、小学生の低学年が最もいいのです。なぜなら音が面白いと感じ音と行動を共にして挨拶や言いたいことを覚えるからです。(動きながらね)
高学年になるとそうした行動は恥ずかしくなり英語は音として覚えられずカタカナ英語として覚えていきます。ただ認知能力(書いたり、計算したりする知能)は伸びてくるので書くことが得意となります。
では 「高学年からやればいいのでは?」と思われますよね。
ECCでは単語の覚え方が違うんです。フオニックスを使って単語を覚えていきます。(小学校1年から)
※フオニックスとは英語の「発音」と「文字(つづり)」を結びつけるルールのこと。
実際にネイティブの子供たちが読み書きを学ぶために使用されています。
なので単語の読み書きはとても速いです。ローマ字読みではないのです。
例えばalphabetという単語は a(ェア)l(ル)ph(フッ)a(ェア)b(ブッ)e(エッ)
t(トゥ)と文字と発音が一致して覚えます。
私が「ェア、 ルッ、 フッ、 ェア、 ブッ、 エッ、 トゥ」音を言っていくと 子どもたちは alphabetと書きます。
こうして小学校の低学年から単語を覚えていくので、どんな長い単語でもフォニックスのルールを覚えてしまえば、初めて見る単語も読めてしまいます。!(^^)
小6までに中2までの単語が聞いて
書けるという事。
ECCジュニアでは小学5~6年生の2年間は中学2年レベルまでの英単語を聞いて書けるようにしてしまいます。当然 初見の単語も読めます。
単語が読めて書けるということは、英語が国語を習っている感覚です。なぜなら文字が読めてあとはルール(文法)を習っていくだけだからです。当然ALTの先生の言っている事もわかるので率先して英語の授業のお手伝いもしてしまうのらしいです。(過去の生徒たちの話から。。)
当然英語は得意となり、強みとなります。
英語改革からの教科書改訂が将来の生きる力になるためには
せっかくの英語改革が子供たちの苦手にしないために、お子様は何に苦手意識しているのかをよく知り お子様にあった学習方法を見つけてみてください。
まずは何でも試してみてくださいね。百聞は一見に如かず。Seeing is believing.